引きこもり脱出計画5

前回ブログから3ヶ月の時間が過ぎてしまいました。

ちなみに前回のブログは中途半端なまま下書き保存して、それを公開せずそのままにしていたので、このブログ5を書いたあとに4を公開しました。

 

その後どうなったのかを説明するには長すぎるので結論から申し上げます。

前回のブログで応募した一社目の企業にトントン拍子で1次面接2次面接と通り最終面接も受かって内定を頂きました。

 

11月から仕事が始まり、まだ1ヶ月と2週間ほどです。

仕事は休暇以外は休むことなく出勤し、なんとか続けております。

 

正直なところ、面接の練習と社会生活のリハビリのつもりで受けた会社だったので、どうせ受からないだろうと高を括っていましたし、面接がトントンと進んでいき、逆にやばい会社じゃないだろうか?と不安を感じていました。

 

リハビリ感覚で受けていましたので内定を貰ってもピンと来ず、まあ自分に合わない会社だと思ったらすぐに辞めてもいいや程度に考えていました。(それは今でもそういう考えでいます)

 

それから受かった企業は基本給が14万円です。

そこに手当などがついて総支給で19万円です。

その内2万円はその勤務月に休暇日以外で一度も休まなければ支給というものです。

これだけ見てもわかる通りそういう会社です。

分かった上で仕事することにしました。

 

一応ですが私は大卒です。

大卒資格が関係ないといえば関係ない職種ですが、基本給与額を聞いたときにはうんざりして、二次面接に行くのも嫌になりました。

一般職と総合職に分かれており、私は一般職スタートということです。

当然、総合職の方が給与は高いです。

早ければ2~3年後に総合職の道が~と話はありましたが、そんなもの当てになりませんし、そもそも総合職になったとて最初の給与額が額なので給与面で納得行くことは絶対にありえないなと思います。

 

14万円というとてつもなく安い基本給ですが、お金を受け取ってリハビリするんだという気持ちでやっています。

会社が基本給を安くしているのは皆さんお気づきの通り、残業代やボーナス、税金などすべては基本給から計算するので、はっきり言って人件費削減です。

 

入社前からそういう会社だと分かった上で最終面接まで進みました。

給与面では今でもまったく納得していませんし、ずっと続ける会社ではないし、ある程度のところで転職を・・と考えています。

 

ただ、私の本来の目的は社会復帰のリハビリから、毎朝起床して昼間に働きに出て家に帰る、そのルーティーンを続け、本来の自分の状態へ戻していけさえすればいいやと今でも考えています。

 

職場の先輩や上司は特別変な人や嫌な人もおらず、皆さん親切な人が多く、担当部署の職場自体は悪くはありません。

ただ、会社としては非常に厳しい状況で、人手は不足しているのに仕事量自体は減っており、従業員一人一人の負担が大きく忙しい、更にIT技術などを使って仕事を効率化したりやそういった投資をしてこなかった、企業努力を怠ってきた企業なので、有能な人から抜けていったというのは、入社後に先輩から聞きました。

 

要するに経営陣が〇〇、ということです。

そういった意味では良い会社とは言えないです。

 

社内研修で経営陣の考えを知ることになるのですが、基本的に規模縮小状況で経営が厳しいので、そのしわ寄せがあらゆる場面で従業員に向かいます。

 

一番驚いたのは「エレベーターを必要外で使うな」という点でした、その張り紙が7階のエレベーターの横の壁に貼られていたり、何かにつけて「これ以上、君たち従業員がそういう態度なら、今後はこうするぞ」的な半ば脅しの様なものがあるので、それに疲弊した社員の空気や社内の雰囲気に節々に感じます。

 

会社に残っているのは、辛うじていい時代に入社したベテランと、単に人の良い人、なだけです。

 

入社したのにそんなこと言ったり、そういう点ばかり見るのは自分でもどうかと思いますが、とにかく今いる会社だけでなく日本全体のしんどい感じ、デフレ不況、を日々肌身で感じ、そりゃあ鬱になる人もいるし、イライラしてトラブルや事件を起こす人もいるよなーとも思ったりします。

 

入社してたったの1ヶ月半ですが、ここまで自分がなんとかやってこれたのは、いまの会社にずっといる気もないし、リハビリという目的以外にありません。

 

ある程度を目処にさっさと他の職に就くつもりで、いま現在から転職サイトに登録しています。

 

というわけで、一応は内定までこぎつけたものの、気持ちはまだまだニート引きこもりのマインドですし、正直毎日しんどいです。

 

ただ、引きこもり続けていたときよりは、ずっとマシなので続いているといった感じです。

今でも心療内科に通って睡眠剤や不安を和らげる薬は処方されています。

 

また、話は変わりますが、就活をしていた間や内定をもらってから出勤初日まで、ほぼ毎日なにかしら理由を見つけては外に出かけ日の光を浴びて、すこしずつすこしずつ昼夜逆転の不規則生活を直していきました。

 

散歩したり図書館やハロワへ行ったり理由はなくとも外へ出る様にして体を少しでも疲れさせる生活をして改善しました。

 

実体験として、ひきこもりやニートの人には非常に難しいことかもしれませんが、脱出したいなら昼間に出歩くことが脱出の一番の近道だと思います。

 

それからなるべる人と接する環境に身を置くことです。

ハロワに出かけて窓口の人と喋るなど、なんでもいいので、話す事は大事だと思います。

もし、それも辛い人だったら、話せなくても良いのでそういう人たちがいる場所に行くだけでもいいと思います。

 

そんなとき、自分はダメだと思う必要はないです。

しんどいけど、ハロワに来た、とか、今日はハロワに30分だけいたけど、次行くときは35分以上は居ようとか、できたことを思い返すことと次の小さなチャレンジを設定するのが大事だと思います。

 

それは負担にならないちょっとしたチャレンジで良いと思います。

そういう設定が嫌なら別にしなくてもいいと思います。

どっちでもいいし、できなくてもいいけど、とりあえずやってみるか・・くらいの気持ちで毎日過ごすことが大事です。

 

毎日毎日、ちょっとずつ前へ進んでいる感覚をつかむことがひきこもり脱出でキーになると思います。

できなくても、必要以上に落ち込むことはないです。

今日はそういう日だったな~、まいっか、けど明日は〇〇しよう。

と、何かしらまた気持ちが前を向くように発想して気持ちを楽にすることがとっても大事です。

 

〇〇した方がいいし、できたら良いな、けどできなくても良いし、どっちでもいい、ちょっとずつ変わればいいや。

そんな感じです。

 

気持ちの乗るときはちょっと無理しても良いと思います。

ちょっと散歩するつもりだったけど気付いたら3時間4時間出歩いてるなーという日もありました。

疲れて帰るとご飯も美味しいしお風呂も気持ちいい、夜になると眠くなりやすい、そうして自然に夜寝てそのまま朝までぐっすり眠れた日の朝はまた気持ちが良いです。

 

世の中の人がみんなやっていることですが、そういうのが嬉しくなる瞬間を続けていくと、それが普通になって日常になっていくのだと実感しました。

 

えー、今回もまとまりない話でしたが、一応、そんな感じで日々過ごしております。

会社に対する不満はありますが、職場の人は皆さん人のいい方ばかりなので、なんとか続けているといった感じです。

 

今のところこの会社をこのまま続けるつもりはないですが、人事で話し合いの場もあるので、新人ですが、言いたいことは素直に話そうと思います。

その上で、またなんらかの答えが返ってくるでしょうし、それはそれでそのときにまた考えればいいや的に思っています。

 

あとは仕事が始まると毎日目まぐるしく時間が過ぎていきますね、やっぱり。

覚えることもたくさんありますし、はやくもっと仕事を覚えようと思うのが人の性で、そこでできたことが増えていけば、仕事はしんどくても満足感や達成感は得られて、なんだかんだで仕事自体をし始めれて良かったのかもしれません。

 

また、何かあったら更新します。

今回も最後まで読んでくださってありがとうございました。